料理教室的 お花見におすすめのメニュー
春の陽気が急に駆け足になり、桜の開花時期が気になるところです。
いつ咲いてもおかしくない、というのはワクワクしますね。
今回はお花見に持って行きたいお弁当メニューから、料理教室で人気だったレシピをご紹介したいと思います。
本日は桜の香りと梅の酸味が効いたごはんのレシピ。
もち米が入っているので、もっちりとおこわ風!
冷めても美味しい、お花見にぴったりの一品です。
桜の下で食べると、幸せな気持ちになれますよ。
「桜と梅のごはん」(4人分)
もち米 1合
米 2合
桜の花の塩漬け 30g + 飾り用 適量
梅干し 大1個
○A
水 2と2/3カップ(桜の花を塩抜きをした際の水に加水)
昆布 5㎝角程度
酒 大さじ2
塩 小さじ1/3〜
1.もち米と米は合わせて研ぎ、30分ほど吸水させる。
2.桜の花は洗って水に10分ほど浸して塩抜きする。水けを絞り、茎を除いてみじん切りにする。
(※塩抜きした水を炊飯に使うと桜の香りがごはんに移るので、水は捨てない)
3.梅干しは種を取り除き、細かくたたく。
4.米をざるにあげて水けを切り、梅干し、Aとともに炊飯器に入れ、全体をよく混ぜ合わせて普通に炊く。
(塩抜きした水にかなり塩分があるので、塩は味を見て必要なら加える。)
5.炊き上がったら、刻んだ桜の花を加えて10分ほど蒸らす。全体をふんわりと混ぜ合わせて、お好みの形に握り、飾り用の桜の花をあしらう。
あれから7年
あの日から7年が経ちました。
早いです。
谷川俊太郎展|東京オペラシティアートギャラリーを観てきました。
言葉の力は強く、偉大です。
自分の才能を形にすることも
震災のとき、一時的にではありますが、東京でもスーパーでパンも買えなくなるという、まさに非常事態でした。
テレビを見るのをやめた私は、ひたすらにパンを焼いていました。
それを近くの人や友人に届けながら、料理をやってきて良かったと思いました。
これからは人に添う形で、食のこと・料理のことをやっていきたいと思って、サラリーマンをやめてしまうくらいの出来事でした。
生活や日常に追われると、目的を見失いそうになってしまいますが
ガスオーブンの中を睨みながら、「これをやらずに死ねない、そのために生まれて来たんだ」と誓った強い気持ちがあったこと
しっかりと思い出して、生きようと思いました。
春の出会いもの
日本料理には、「出会いもの」という言葉があります。
季節の食材は、そのタイミングによって、「走り(出始め)」「旬(最盛期)」「名残り(終わり)」というようにめぐっていくのですが
同じ季節の舞台にいる食材のマッチングの妙が「出会いもの」です。
たがいの味や香りを引き立て合う、相性のよい組み合わせ、まぁテッパンなのです。
春の出会いものの代表といえば、若竹煮の「たけのことわかめ」
ぶり大根、にしん茄子・・・出会いものは、海の幸と山の幸、異世界の出会いがドラマチックですね。
私が好きな春の出会いものは、「菜の花とホタルイカ」です。
ほろ苦い菜の花と肝の詰まったホタルイカは、主食もお酒もすすむ味
ぬたや炊き合わせも大好きですが、にんにく・アンチョビと合わせたオトナ味のソテーはすごくおすすめです。
家飲みでも大人気メニューなので、簡単なつくり方をご紹介したいと思います。
「菜の花とホタルイカのガーリックアンチョビ風味」
*菜の花 1束、ホタルイカ 1パック
オリーブ油 大さじ2、にんにく(みじん切り) 1/2個分、アンチョビフィレ 2〜3枚
フライパンにオリーブ油を入れ、にんにく、赤唐辛子加えて香りを出し、アンチョビを加えて細かく崩すように炒める。
4~5cm長さに切った菜の花、ホタルイカを加えて炒め合わせてこしょうで味をととのえる。
(アンチョビはかなり塩気があるので、塩は味を見て必要なら加えてください。)
パスタに絡めても、美味しいですよー
美味しい春の出会いの味、作ってみてくださいね。
4/22(日)クリナップ様料理教室のお知らせ
外部料理教室のお知らせです。
4月22日(日)にクリナップ様 新宿ショールームにおいて、料理教室を開催させていただくことになりました。
茶摘みシーズンから、「八十八夜」をテーマに
新緑の季節にぴったりのメニューをご紹介させていただきます。
目に鮮やかな抹茶や旬の青豆を使った献立のレッスン。「八十八夜」のお話も交えながら
五感で日本の四季のゆたかさを感じていただけたらと思います。
「新緑の香り 八十八夜メニュー」
2018年4月22日(日) 11:00~14:00
定員:15名参加費:5,000円
メニュー:抹茶のティラミス風デザート、青豆の白和え、鶏肉の柚子胡椒風味焼き 他
キレイなショールームで、最新型のキッチンを見せていただくだけでも楽しくなりますよ。
キッチンタウン・東京(新宿ショールーム) │ ショールーム │ クリナップ
お申込みはこちらまで
https://www.cornucopia-salon.com/contact/
ご参加をお待ちしております。
柚子はちみつ漬け
たくさんの感動をもらった冬季オリンピックも閉幕。
どんどん盛り上がっていった日本代表選手の活躍は素晴らしかったですし
それにも増して、今回は日本人選手の「精神性の高さ」といったものが輝き、あらためて世界から注目されたオリンピックになったことが、よかったなと感じます。
羽生くんに捧げる柚子はちみつメニューも、たくさんの方に見ていただけて、うれしかったです。
ありがとうございました。
最後に一番簡単なレシピ?を
カットした柚子にひたひた程度にはちみつを注ぐだけの「柚子はちみつ漬け」
ジャム代わりにに使ったり、お湯を注いだ柚子茶は身体が温まって、喉にもよくてオススメです。
たしかな春の足音は聞こえていますが
まだまだ寒いですからね。
根菜の柚子はちみつマリネ
羽生くんに捧げる、柚子はちみつメニュー その2
本日はさっぱりマリネです。
「根菜の柚子はちみつマリネ」
カットした大根、かぶなど 300gに塩 少々をふってしばらくおき、水けをしぼる。
混ぜ合わせたマリネ液、お好みで刻んだ柚子の皮、昆布を加えて和える。
マリネ液 〈柚子のしぼり汁 大さじ1、はちみつ 小さじ1、塩 小さじ1/3〜、太白ごま油 大さじ1〉
あっさりとして食べやすく、箸休めにもオススメの一品です。
よかったら作ってみてくださいね。
羽生くんに捧げる、鶏肉の柚子風味照り焼き
最高の週明け
小平奈緒さんも本当に素晴らしかったけど、ケガを乗り越えて掴んだ羽生くんの金メダルにはしびれました。
おめでとうございます!
国際舞台でコールされる「ユヅルー ハニュ〜〜」を聞くと、
私はいつも柚子はちみつのことを考えてしまいます。
スイートな印象で、プーさんが好きですしね。
柚子はちみつの羽生くんおめでとうメニューを作りましたので
簡単に作り方をご紹介したいと思います。
「鶏肉の柚子風味照り焼き」
鶏もも肉2枚を両面をフォークで刺し、漬けだれに2〜3時間浸けます。
照り焼きたれ <しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ1、はちみつ 大さじ1、柚子(輪切り) 3枚>
フライパンに少量の油をひき、皮目から鶏肉を焼きます。
焼き目が付いたら裏返し、漬け汁を加え、ふたをして弱火で5分ほど焼いて火を通します。
フライパンにみりん大さじ1、しょうゆ小さじ1を加えて煮つめ、鶏肉に絡めます。
レモンではなく、柚子の香りが新鮮な変わり照り焼きです。
柚子のフレッシュで清々しい和の香りは、羽生くん(晴明)のイメージにも合ってると思いました。
テレビで繰り返されるプログラムと一緒に味わったり、お弁当に入れてランチに反芻したり
お楽しみいただけたら、うれしいです。
明日は後ろにちらっと見えている「根菜の柚子はちみつマリネ」をご紹介したいと思います。
3連続の予定です!